活性炭入門活性炭とは
活性炭とは
活性炭の細孔生成の原理
活性炭の細孔生成
活性炭とは、石炭や、ヤシ殻などの炭素物質を原料として高温でガスや薬品と反応させて作られる微細孔(直径10~200Å ※10Å=1nm )を持つ炭素です。
活性炭微細孔の概念図
活性炭微細孔
この微細孔は、炭素内部に網目状に構成されており、その微細孔の壁が大きい表面積(500~2500㎡/g)となりその表面に種々の物質を吸着します。
ほとんどの活性炭は90%以上が炭素で、炭素の一部は酸素、水素との化合物となっています。灰分は原料固有の成分でNa,Si,K,Ca,Fe等が含まれています。
よく精製された活性炭は、食品添加物、薬用炭として使用されています。