活性炭入門 | 活性炭の用途電材用
電気二重層キャパシタ
電気二重層キャパシタ
正負極に配置された活性炭電極に電気エネルギーを供給することで活性炭電極表面に電気二重層が形成され蓄電されます。この活性炭電極で利用される活性炭は高性能で特異な細孔分布を有しております。
電気二重層キャパシタの特徴は化学反応を伴わないため一般的に知られている電池と比較して入出力、寿命、温度特性に優れております。
また比表面積が高い活性炭を電極材として利用しているため、一般的な電解コンデンサに比べ高容量であることも特徴です。
このような特徴を生かし電気二重層キャパシタは各種メモリ-のバックアップ、自動車や列車などのパワーアシスト、エネルギー回生、UPSなどの蓄電源用途などで実用化されています。
電気二重層キャパシタ
電材用に用いられる「クラレコール®」
電材用に用いられる「クラレコール®」は次の通りです。
銘柄 | 形状 | 原料 | 特性 |
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YP | 粉末状 | やし殻 | 天然物を原料としておりコストパフォーマンスが高く、低温特性に優れたタイプもあります。 |
CH | 繊維状 | 合成樹脂 | 合成樹脂を原料としておりシャープな細孔と低灰分を特徴としています。 |